イチョウ葉エキスにはどんな効果があるの? 脳梗塞や認知症に効く成分を解説
- 「最近、年のせいか物忘れが気になる…」
- 「冷え性や肩こりで辛い」
- 「認知症やアルツハイマー病予防に効く成分はないのかな…?」
あなたは今、こんなことを考えていませんか?
「イチョウ葉エキス」は、脳や血管の血流改善に効果的な健康食品です。加えて、抗酸化作用と血小板の凝固抑制に役立ちます。
そんなイチョウ葉エキスには、どのような効果・効能があるのか知りたいという方も多いのではないでしょうか?
今回は、気になるイチョウ葉エキスの成分や効果についてまとめて紹介します。脳梗塞やアルツハイマー型認知症に効く効果・作用についても解説します。イチョウ葉エキスを効果的に摂取して、生き生きとした健康的な毎日を手に入れましょう。
それでは早速解説していきます。
イチョウ葉エキスとは?
イチョウ葉エキスとは、乾燥させたイチョウの緑葉に、アセトンやエタノールなどのアルコールを加えて「フラボノイド」や「テルペノイド」などの成分を抽出したものです。
イチョウは、中国原産の樹木です。世界で最も古くから存在してる太古の植物として知られています。イチョウの葉には、下記のような有効成分が配合されているため、健康食品に使用されることが多いです。
イチョウ葉エキスの有効成分
- フラボノイド配糖体
- テルペノイド
- ギンコライド
- プロアントシアニジン など
イチョウ葉エキスの有効成分には、血液循環改善作用や抗酸化作用が期待できます。記憶力向上効果も期待できるため、主に下記の8つの病気に有効です。
- アルツハイマー病
- 認知症
- 喘息
- 耳鳴り
- 肩こり
- 冷え性
- 気管支炎
- 多発性硬化症
イチョウ葉エキスの歴史
イチョウ葉エキスの有効成分を初めて発見したのは、ドイツです。
1960年代には、イチョウ葉エキスの血流改善作用について研究が進められていました。
1965年以降には、ドイツ内でイチョウ葉エキスの医薬品登録が完了しています。それをきっかけに、一気にイチョウ葉エキスに関する研究が進みました。
イチョウ葉エキスは植物由来ですが、人体に対しての効果が明白な信憑性があったため、異例の早さで医薬品として認められました。
イチョウ葉エキスの取り扱い
2023年現在、イチョウ葉エキスは、日本では医薬品として認められていません。
イチョウ葉エキスは、世界数十か国では医薬品として認可されています。しかし、残念ながら、日本では健康食品という扱いです。
日本は、ヨーロッパなどとは異なり、「人体に効果があって副作用がなければ医薬品として認められる」というわけではありません。認可対象の健康成分に含まれる全ての成分を解明した後、治験で働きが証明された場合のみに医薬品として認可されます。
イチョウ葉エキスには、「フラボノイド」や「テルペノイド」以外にも無数の成分が含まれています。そのため、まだ全ての成分を解明することができず、医薬品として認可できていない状態です。
イチョウ葉エキスの規格
イチョウ葉エキスの規格は、「フラボノイド配糖体」22~27%、「テルペノイド」5~7%です。
自然由来成分からできているイチョウ葉エキスは、そのときの産地や収穫の時期などによって品質が変わります。そのため、健康食品などに安全に使用できるよう、イチョウ葉エキスの成分に規格が定められました。
加えて、接触皮膚炎やアレルギーを引き起こす恐れがあるため、「ギンコール酸」の値を、5ppm以下にするように設定されています。
イチョウ葉エキスの成分
イチョウ葉エキスの主な成分は、「フラボノイド」と「ギンコライド」の2種類です。
フラボノイドは、「しなやかな血管づくり」と「血流改善」に効果的です。ギンコライドは、「抗酸化作用」と「血小板の凝固抑制」に役立ちます。
ここからは、それぞれの成分を1つずつ解説します。
イチョウ葉エキスの成分①:フラボノイド
「フラボノイド」は、黄色の色素です。植物が自らの身を守るために生成している物質で、一般的にはポリフェノールの一種に分類されます。
ポリフェノールは、植物が生成する抗酸化物質です。2023年現在わかっているだけで、世界に8,000種類以上あります。イチョウ葉エキスに含まれる黄色のポリフェノールは、植物の発芽や成長に関与しています。
フラボノイドの効果は、「毛細血管の強化」です。フラボノイドには、血管の材料であるコラーゲンやエラスチンの酸化を防ぐ効果があるため、しなやかな血管作りに役立ちます。
イチョウ葉エキスには、30種類ものフラボノイドが含まれています。なかでも注目したいのが、6種類の「二重フラボン」です。
「二重フラボン」は、2つのフラボノイドが重なった成分のことです。「二重フラボン」には、なんと他のフラボノイドの約3倍の血液循環効果があります。
イチョウ葉エキスの成分②:ギンコライド
「ギンコライド」は、イチョウ葉エキスのなかにのみ含まれる、「ファイトケミカル」という健康成分です。
ギンコライドの主な効果は、「抗酸化作用」と「血小板の凝固抑制」です。強力な抗酸化作用の働きで、脳細胞を活性酸素から守ってくれます。血管壁に血栓ができるのを防ぐ効果が期待できるため、アレルギーの炎症抑制も期待できます。
イチョウ葉エキスの8つの効果・作用
イチョウ葉エキスの効果・作用は下記の4つです。
- 抗酸化作用
- 血液凝固抑制作用
- 血流改善効果
- 活性酸素抑制効果
- 冷え性改善効果
- 脳梗塞予防効果
- 認知症予防効果
- 記憶力の維持
ここからは、それぞれを1つずつ詳しく解説します。
イチョウ葉エキスの効果・作用①:抗酸化作用
イチョウ葉エキスの効果・作用1つ目は、「抗酸化作用」です。
イチョウ葉エキスに含まれるフラボノイド類は、生活習慣病や老化の原因となる活性酸素を抑制してくれます。血小板の凝集を抑える作用で、体の中が錆びつかず生き生きと元気な毎日を送れるようにサポートしてくれます。
イチョウ葉エキスの効果・作用②:血液凝固抑制作用
イチョウ葉エキスの効果・作用2つ目は、「血液凝固抑制作用」です。
イチョウ葉エキスには、血小板を凝集させるPAF(血小板活性化因子)の作用を妨げる働きがあります。
PAFとは、「白血球の活性化」や「血管透過性の増加」作用がある物質です。炎症や蕁麻疹・アレルギー反応などにに関与しています。
PAFには、「血液中の水分を血管外に排出」して血液濃度を濃くして血流を悪化させる作用もあります。そのため、イチョウ葉エキスでPAFを抑制すると、血小板の凝固を抑制することができます。
イチョウ葉エキスの効果・作用③:血流改善効果
イチョウ葉エキスの効果・作用3つ目は、「血流改善効果」です。
イチョウ葉エキスは、動脈や気管支を収縮させたり、血小板を凝集させる働きを持つ「トロンボキサンA2」を抑制する効果があります。血管を拡張させ、脳や眼底組織の血流改善効果が期待できます。
イチョウ葉エキスの効果・作用④:活性酸素抑制作用
イチョウ葉エキスの効果・作用4つ目は、「活性酸素抑制効果」です。
イチョウ葉エキスには、動脈硬化の原因となる悪玉(LDL)コレステロールを抑制して血液をサラサラにする効果が期待できます。
血液中の「悪玉(LDL)コレステロール」が活性酸素で酸化すると、血液の粘土が高まって血液がドロドロになってしまいます。イチョウ葉エキスの摂取は、活性化酸素を抑制して血液濃度を薄め、血流改善することに有効です。
イチョウ葉エキスの効果・作用⑤:冷え性改善効果
イチョウ葉エキスの効果・作用5つ目は、「冷え性改善効果」です。
イチョウ葉エキスは、血行不良が原因となる「冷え性」の改善にも効果的です。血流改善により、「眩暈」や「耳鳴り」、「肩こり」「むくみ」の改善も期待できます。
イチョウ葉エキスの効果・作用⑥:脳梗塞予防効果
イチョウ葉エキスの効果・作用6つ目は、「脳梗塞予防効果」です。
イチョウ葉エキスは、脳の血流改善に効果的です。
脳の血流が滞ると、脳細胞の栄養が不足して血栓ができたり、脳細胞が死亡する恐れがあります。イチョウ葉エキスを摂取すると、脳の血管障害が原因となる「脳梗塞」を予防する効果が期待できます。
イチョウ葉エキスの効果・作用⑦:認知症予防効果
イチョウ葉エキスの効果・作用7つ目は、「認知症予防効果」です。
イチョウ葉エキスには、「アルツハイマー型認知症」の原因となるたんぱく質「アミロイド-β」の蓄積を抑える働きがあります。
イチョウ葉エキスの血流改善の作用は、脳梗塞や脳出血などの脳内の血管障害によって発症する「脳血管性認知症」の予防効果にも役立ちます。
イチョウ葉エキスの効果・作用⑧:記憶力の維持
イチョウ葉エキスの効果・作用8つ目は、「記憶力の維持」です。
イチョウ葉エキスは、抗酸化作用で脳の神経伝達を活性化させる働きがあります。
そのため、イチョウ葉エキスを摂取すると、認知機能の一部である記憶力(言葉や物のイメージ・位置情報を思い出す能力)を維持する機能が期待できます。
イチョウ葉エキスがおすすめな方とは?
イチョウ葉エキスは、下記の5つに当てはまる方におすすめです。
- 血流改善をしたい方
- 冷え性の方
- 足のむくみが気になる方
- 脳梗塞を予防したい方
- アルツハイマー型認知症を予防したい方
イチョウ葉エキスは、日常から血の巡りが悪く、冷え性やむくみが気になる方におすすめです。脳梗塞やアルツハイマー型認知症予防効果を期待する方にも適しています。
イチョウ葉エキス摂取時の注意点
イチョウの葉には、軽度の超障害やアレルギー性皮膚炎を起こす可能性がある「ギンコール酸」が含まれています。そのため、イチョウ葉エキスを大量に摂取するときには、注意が必要です。
イチョウ葉エキスが入った健康食品を選ぶ場合は、「ギンコール酸の含有量が5ppm以下」のものを選ぶことをおすすめします。
イチョウ葉エキスの接種方法
イチョウ葉エキスは、自然由来の成分なため、一般的な食品から補うことができません。そのため、イチョウ葉エキスを効率よく摂取したい場合には、手軽に飲めるサプリメントをおすすめします。
イチョウ葉エキスで記憶の維持をサポート!!
今回は、イチョウ葉エキスの成分や効果についてまとめて紹介しました。
イチョウ葉エキスは、認知機能や記憶力の維持のサポートに有効です。サプリメントで毎日の生活に効果的にイチョウ葉エキスを取り入れて、生き生きと活力のある生活を送りましょう!
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