更年期に起こる生理不順の原因と3つの対処法とは?
生理不順を経験したことのない女性でも、更年期が近づくと生理不順に陥りやすくなります。
生理不順を経験したことがない方は、どのように対処すればいいのか戸惑ってしまうかもしれません。
ここでは、更年期に起こる生理不順の原因と対処法についてご紹介します。
更年期の症状とは?
まずは更年期にどのような症状が出るのか知っておきましょう。
- 体温の調節が難しく、発汗・ほてりがある
- 体調がすぐれない日が続く
- イライラや不安、不眠など精神的に不安定になる
- 記憶力の低下
- 頻尿や関節痛など、体の機能の低下
最近の変化で、上に紹介したような更年期の症状がある場合は、生理不順も更年期による可能性があるので、一度婦人科で見てもらいましょう。
また、更年期の症状が当てはまらないからといって安心はできません。
病気のせいで生理不順になっている可能性も考えられるので、医師に相談して検査を受けておきましょう。
更年期に起こる生理不順の原因とは?
日本女性の平均的な閉経年齢は50歳前後で、50歳を挟んだ前後10年間を更年期と呼びます。
女性のからだは40代を過ぎた頃から閉経へ向けて準備を始めます。
加齢とともに卵巣機能が低下して、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が減り、バランスが崩れることで、生理周期が不規則になるのです。
女性ホルモンの分泌量が減ると子宮内膜の成長が止まるので、経血の量が減少したり、生理の期間も短くなっていきます。
更年期による生理不順の対処方法とは?
更年期による生理不順は女性の加齢に伴う自然な現象なので、深く心配する必要はありません。
とはいえ、事前に準備をしておくことで更年期に入ってもスムーズに対応できます。
ここでは更年期による生理不順の対処法を紹介します。
1. 体を温める
お腹の緊張をほぐして体を温める、基礎体温を上げることが大切です。
おへその下あたりを温めるようにしましょう。
体温を上げるには運動することが大切ですが、多忙で時間を割くことが難しいという方は次の方法を試してみてください。
かかとがしっかりと床につくようにその場で足踏みを1分以上する。
腕を前後に大きくふり、膝は高く上げるようにしましょう。
足の付け根を動かすことで卵巣回りが動いて温まります。
深い腹式呼吸をリズムよく10回ほど行う
息を吸い込むときは、おへその5㎝ほど下にある丹田(たんでん)が膨らむように意識しましょう。
腹式呼吸には自律神経を整えるだけでなく、内臓を刺激して血行を促す効果もあります。
普段から浅い腹式呼吸を意識して生活することも体温を上げる効果が期待できますよ。
2.紙ナプキンから布ナプキンに変える
実は、紙ナプキンには高分子ポリマーや漂白剤、消臭剤などの石油系化学物質が多く含まれています。月経時にムレ・かぶれに悩む方は、これら化学物質が原因の1つとも言われています。
そこでおすすめなのが布ナプキン。オーガニックコットンやリネンなど天然素材の布ナプキンには化学物質が含まれていません。
布ナプキンにすることで子宮が化学物質の影響を受けなくなるだけでなく、衣類と同じ材質のため体温を保つ働きをして、冷えを防止してくれるのです。
3.三陰交のツボを押す
三陰交とは、肝経、脾経、腎経の3つの陰経が交わっているツボで、消化器系や婦人科系の諸症状に効果があるとされています。
内くるぶしの出っ張ったところから指4本分上の骨の際にあります。
ツボを刺激するときは、痛いけど気持ちいいと感じる強さで、ゆっくりと刺激しましょう。
ここを刺激することで更年期症状の改善が期待できます。また普段から三陰交のある足首を冷やさないようにすることも大切ですよ。
更年期による生理不順は加齢による自然現象ではありますが、「食事のバランスが悪い」「運動不足や睡眠不足が続いている」という方は生活習慣を見直すことが大切です。
少しずつ工夫をして更年期をうまく乗り切りましょう。
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